前職はスーパーマーケットで受発注・売り場やアルバイトの管理業務を行っていました。とはいうものの、残業や休日出勤など労働環境が厳しく、売り場のことをじっくり考えることができなかったため、もっと自分の裁量で進められる仕事を求めて転職することに。中途採用で水晶院に入社しました。
水晶院は、業務時間が明確で福利厚生も整っており、社員それぞれのライフスタイルを大切にしてくれる会社だと思っています。社員一人ひとりの裁量に任されることが多いのも、魅力ですね。
最初に担当したのは、新聞の折込広告です。新しいお客様の獲得を目指して広告を作っていたのですが、入社一年目ではわからないことも多く、なかなか思うような数字が出ずに苦労しました。
入社3年目からは、DMを担当するようになりました。広告費の管理から、印刷封入会社との交渉、制作会社への依頼など、ひと通りの業務はすべて経験しました。お客様が望む表現を追求するのは、とても難しい反面、やりがいも大きなものでした。
DMの業務量が増えてしまいパンクしそうになったこともありましたが、上司に相談したところ、すぐに増員対応していただきました。
基本的には社員個人に任せ、問題があれば会社が対応してくれる環境は前職にはなかったもので、働きやすい職場だと思いました。
コロナ禍や長引くインフレなどにより思うような結果が出ず悩んでいたときに、新規の事業を考えていた上司に相談しWeb新規事業課へ異動しました。現在はWebの通販サイトでモール出店し海外へ商品を販売する業務を行っています。
まだ始めたばかりですが、これまで様々な結果を出してきた上司のノウハウを学びながら試行錯誤の毎日。現在は、アメリカを主なターゲットとして販売戦略を立てています。
この一年で、ある程度の基盤を構築するのが目標。ゆくゆくは、他国でも出品しようと検討しています。
新しい部署なので、自分なりのやり方が存分に試せるというのが魅力です。もちろんそこには責任も伴いますが、挑戦しなければ始まりません。
ただ言われたことをこなすのではなく、自分で考えそれを形にしてみるという水晶院の社風。そのときに、以前の部署でマーケティングの全工程をトータルで見てきた経験を活かしていきたいと思っています。
新部署に異動して数カ月後、妻の出産があり、1カ月間の出生時育児休業を取得しました。
3人目の子供でしたが、育児休暇を取るのは初めて。前の2人の出産時に妻の苦労を見ていたため、なんとかできないかと思ったのがきっかけです。
男性の育児休暇は取りづらいと思われるかもしれませんが、水晶院の場合、先に育児休業を取っていた先輩がいたので事前に相談に乗ってもらい、取得を決めました。男性の育児休業は、私で3人目だそうです。
育休中は、妻の負担を少しでも減らすため、家事と上の2人の子供の育児を一人で行っていました。子供たち2人を自転車に乗せて少し離れたところにある広い公園に行くなど、子育ての大変さを改めて実感させられましたが、おかげで自分も少したくましくなったんじゃないかと思っています。
何よりもよかったのが、子供たちと一緒に過ごす時間が増えたおかげで、よりいっそう子供たちと仲良くなれたことです。
妻も、落ち着いて出産と3人目の育児に専念できたと喜んでいました。
自分が、育児休業という制度を使ってみて思うのは、水晶院は社員の悩みや問題を社内で共有できる、風通しが良い職場だということです。男性社員も希望を出せば育児休暇を取れるなど、時代に合わせた価値観に、フレキシブルに対応してくれる会社なのだと思います。
育休を終えた現在は、通常の業務に戻っています。育休を経て、家族のために働くということを、より意識するようになりました。ワークライフバランスを考え、仕事も家庭もより充実させていきたいと思っています。